クイズ!「工場の煙突から出てる白いあれなーんだ?」
一般の方から、たまに言われることがあります。
「三光さん?あぁ、煙突から煙が出てるところね」
確かに煙突から白いあれがモクモクと出ているので、煙のように見えます。私たちも入社前は白いあれは煙だと思っていました。でも皆さん、実は白いあれ煙じゃないんです!
では、高さ30メートルの煙突から出ている「白いあれ」はいったいなんでしょうか?
①高温の水蒸気
②危ないガス
③美味しいわたあめ
①高温の水蒸気
実は、煙突の先からは水蒸気が出ています。
煙突から排出される水蒸気はおよそ160~180度と、とても高温です。その高温の水蒸気が急激に冷やされて水滴になることで白い煙のように見えており、外気温が低い冬場は特に白く見えます。
また、気温や太陽の日の当たり方によっては灰色や黒っぽく見えることもあります。
焼却炉から排出されている水蒸気は、ダイオキシン等の有害物質を取り除くために、処理設備を通過して煙突から大気に排出されるころには無害になっていますのでご安心を!